食中毒について

食中毒を防ぐためには?

例年夏季には、高温多湿及び海水温の上昇により、細菌性食中毒が多発する傾向にあります。食品の取り扱い等は十分注意されますようお願いいたします。
大切な家族を守るためにも、以下の点に注意して食中毒を予防しましょう。
  • 食事、調理の前には、手指を石けんで洗いましょう。また、子供には給食を食べる前に手指を洗うように教えましょう。
  • 包丁、まな板、ふきんなどは流水でよく洗い、塩素剤等で消毒しましょう。
  • 調理するときは十分に加熱し、調理後はできるだけ早く食べましょう。また、調理後に食品を保存するときは、できるだけ早く冷蔵庫に入れましょう。
  • 井戸水、受水槽を使用している場合には衛生管理に留意し、なるべく加熱してから飲むようにしましょう。
  • 汚染された食品から他の食品への汚染を防ぐため、包丁・まな板は肉・魚・野菜で分け、それぞれラップで密封して冷蔵庫に保存しましょう。
  • 血便、下痢等の症状がある場合には、直ちにかかりつけの病院にて受診して下さい。

家庭における食品衛生の心得

  1. 調理前、食事前、用便後には、良く手を洗いましょう。
  2. 台所は整理整頓し、常に清潔にしておきましょう。
  3. 包丁・まな板・ふきんなどの調理器具は、十分に洗浄し、殺菌・乾燥しておきましょう。
  4. 冷蔵庫内の清掃は、定期的に行いましょう。
  5. ハエ、ゴキブリなどの衛生害虫は、定期的に駆除しましょう。
  6. 魚介類などは、真水で洗ってから調理しましょう。
  7. 食品の生食はできるだけ控え、なるべく火を通しましょう。
  8. 生鮮食品は、できるだけ早く調理しましょう。
  9. 食品は、内部までしっかり加熱しましょう。
  10. 調理した食品は、早く食べましょう。
  11. 食品は低温(10℃以下)で正しく保管しましょう。
  12. 食べる前には、再度加熱しましょう。

食品関係営業者及び集団給食施設における食品衛生の心得

  1. 食中毒予防の3原則「清潔、迅速・冷却、加熱」を厳守しましょう。
    • 「清潔」
      • 作業前、作業の変わり目、用便後には、手指を石けん・消毒薬等でよく洗い、常に清潔を保持しましょう。
      • 包丁・まな板・ふきん等の調理用具は、使用目的によって使い分け、二次汚染を防ぎ、使用後は十分に洗浄し、殺菌、乾燥しましょう。
    • 「迅速・冷却」
      • 食品を室温で放置することなく、できるだけ早く調理しましょう。
      • 食品を保存する場合は、低温(10℃以下)または冷凍で保存しましょう。
    • 「加熱」加熱が可能な食品は、できるだけ生食を避け、加熱調理しましょう。
  2. 調理等の作業量は、作業能力を十分考え、能力オーバーにならないようにしましょう。
  3. 検食の保存が必要な営業者は、食事の提供毎に2週間以上、冷凍保存(-20℃以下)しましょう。

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