日本脳炎ワクチンは3歳になったら1期の接種を行い、9歳になったら2期の接種を行います。
接種時期が近づいてまいりましたら、個別にご案内します。

日本脳炎とは?

 日本脳炎ウイルスが脳や脊髄に感染すると、高熱、頭痛、嘔吐、けいれん、意識障害などの症状が出ます。ふだんはブタなどの動物の体内で増え、その血を吸った蚊(コガタアカイエカ)がヒトを刺すことで感染します。ヒトからヒトへの感染はありません。
北海道では40年以上日本脳炎の患者がいないことなどから、これまでは定期接種としては実施されていませんでしたが、日本脳炎の発生している地域に行き来する機会は増えているため、平成28年4月より定期接種となりました。

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予防接種の対象について

 通常は1期(3歳~4歳の間)で3回、2期(9歳)で1回の合計4回の接種が必要になります。
対象者 接種回数 備考
1期:3歳以上
2期:9歳以上13歳未満
1期:3回
2期:1回
対象の方へは個別に案内しています。

北海道ではこれまで定期接種を行っていなかったことから以下の年齢の方にも接種が勧奨されます。
対象者 接種回数 備考
20歳未満 4回 接種を希望される方は保健センターへお問い合わせください。

※対象期間を過ぎた場合は全額自己負担となりますのでご注意ください。

予防接種による影響(副反応)について

 接種した後に、局所症状として接種部位が赤くなったり腫れたりすることがあります。そのほか全身症状として咳や鼻水、発疹、発熱などがみられることがありますが通常は数日でよくなります。

予防接種は、予防接種の有効性や安全性、副反応について理解し、保護者が予診票に署名し同意した場合に限り行われます。予防接種に少しでも不安を感じた時は遠慮せずに医師に相談し、十分に納得したうえで受けてください。

このページに関するお問い合わせ

保健推進課 保健予防係